新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン（無観客公演関係）

2020年6月18日策定
8月24日更新
※以降随時更新
有限会社 エレメンツ

• 1．本ガイドラインの位置づけ

  　本ガイドラインは、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人日本音楽事業者協会及び一般社団法人コンサートプロモーターズ協会（以下「音楽業界3団体」という。）が2020年5月25日に策定した『音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン』に準じ、有限会社 エレメンツが主催する無観客公演の開催に際し、新型コロナウイルス感染予防対策として実施すべき基本的事項を整理したものである。

  　本ガイドラインは、音楽業界3団体により策定されたガイドラインをより簡潔に、実態に即したものへと補足するための おおまかな指針であるため、詳細については、別紙『音楽コンサートにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン（無観客公演関係）』を参照するものとする。
  　また、音楽業界3団体策定のガイドライン更新に合わせて、本ガイドラインも随時更新していくものとする。
  ※2020年8月24日時点にて音楽業界3団体策定「感染予防対策ガイドライン(無観客公演関係)」最新版は2020年5月25日策定のものとなる。

• 2．出演者及び公演関係者の感染防止策

  • ①37.5℃以上の発熱・咳・下痢・味覚障害・嗅覚障害等の症状（以下「諸症状」という。）がある場合は公演に参加できない。
  • ②出演者の表現上困難な場合を除き、原則としてマスクの着用を求める。
  • ③手洗いや手指消毒を徹底するとともに、マイクやその他ステージ機器、公演会場設備（ドアノブ・手すりを含む）の消毒を徹底する。

• 3．出演者及び公演関係者の身体的距離の確保等

  • ①出演者同士の身体的距離は2ｍを目安に(最低1ｍ)確保するとともに、身体的接触は控えるようにする。また、マイクの使いまわしはしないこととする。
  • ②公演関係者の人数は最小限とし、「密閉・密集・密接」（以下「3密」という。）を避けるため、公演関係者間で2ｍを目安に(最低1ｍ)身体的距離を確保できるようにする。
  • ③身体的距離の確保が困難な場合は、パーテーションの設置やフェイスシールドの着用など、身体的距離を置くことと同等の効果を有する措置を講じることとする。
  • ④仕込み、リハーサル、撤去等にかかる時間は十分に確保し、各セクションにおいて作業の時間をずらすなどの工夫を行い、密な空間を発生させないよう努める。
  • ⑤出演者及び公演関係者のリストを作成し連絡先等を把握する。利用施設において利用者リストなどを運用している場合は、施設の方針に従うものとする。
  • ⑥3密を避けるため、公演の開催に必要不可欠とは言えない者の公演会場等への立ち入りは制限するものとする。

• 4．健康チェック体制の構築

  • ①出演者及び公演関係者が集まるリハーサル・公演日いずれにおいても、スタジオや公演会場にて検温を実施し、健康チェックシートの記入を行う。 ※利用するスタジオや会場、地域などにおいてより詳細な感染予防対策ガイドラインが策定されている場合には、それに従うものとする。
  • ②必要に応じて出演者、及び公演関係者の新型コロナウイルス抗体検査やPCR検査を実施するなど、相互に可能な限りのバックアップを行う。検査結果や諸症状によって、保健所や各社ごとのかかりつけ医療機関などに速やかに相談し、指示に従うものとする。

• 5．その他

  • ①食事・ケータリングは、ビュッフェ形式での提供は行わない。
  • ②公演会場施設管理者の指導の下、適切な換気を行うこと。
  • 　1)楽屋・控室・スタッフルーム等は常時換気を行うものとする。
  • 　2)利用施設の状況や近隣施設との連携の元、無観客公演であってもこまめに扉を開閉するなど可能な限り会場内全体の換気にも配慮する。